私は韓国に6年間在住していた経験があります。そこで、韓国料理を学びたいという方に向けて、本場の料理ってこんな感じ、私がどのようにして韓国料理を学んだのか、韓国の風習などをまとめます!
本格的に現地の料理を学びたい、韓国に在住する予定があるという方にとっては、日本で食べる韓国料理って、本場でも食べられているのかな?と思う方もいると思います。
また、何から学んだら良いのか、日本と韓国の料理の違いってどんなところなのか、食事に関して風習の違いがあるのかなど、気になることは多いと思います。
ということでこの記事では、
・韓国料理を学んだ方法
・韓国料理に慣れるまでどれくらいかかったのか
・本場の韓国料理ってこんな感じ
・韓国料理を本場で学んで大変だったこと、楽しかったこと
・日本と韓国のテーブルマナーの違い
・これから韓国料理を学びたいと考えている方へアドバイス
という内容についてまとめていきます。
韓国料理を学びたい!韓国在住経験から本場の料理、学び方について
まずは私が韓国に在住した経験から、本場の料理ってこんな感じ!私はこんなふうに学んだよ、ということをお話ししたいと思います。
韓国料理を学んだ方法
私は、韓国にある多文化センターで料理口座を見つけたので申し込みました。また、韓国人の友人おすすめ料理人の本を買って学びました。
今はインターネットで検索してもたくさんレシピが出てきますので、友人が作っているレシピを検索して練習したりもしました。
韓国料理に慣れるのにどれくらいかかった?
韓国料理を作ることに慣れるまでには、4年ほどかかりました。韓国語、韓国生活に慣れるまでの期間と比例していたと思います。特に言語をこれから学ぶという方にとっては、そこの壁が大きいかもしれません。
ただ、韓国語は比較的学びやすいですので、怖じけずにチャレンジしてみてくださいね!
韓国料理は辛くない?
ところで韓国料理って辛いものばかりだというイメージがあるかもしれません。辛いキムチというイメージが強いかもしれませんね!
辛いものがダメだと無理かなと心配している方もいるかもしれませんが、韓国にも辛くない料理も沢山あります。キムチでもムルキムチや、大根の千枚漬け、チャプチェ、サムゲタン、カムジャタン、チヂミのようなものもありますよ!
本場の韓国料理で印象的だったこと
韓国料理にかかせないものと言えば、ニンニクです。どの料理にも、大量のニンニクが使われています。スーパーや市場などで大量のニンニクを買ってきて、自宅で皮を剥き、ミキサーにかけ、ペースト状にし、小分けにして冷凍保存するのは当たり前のようです。
この作業には本当に驚きました。日本に住んでいる時は、こんなに大量のニンニクを見た事も買った事もなかったです。
大変だったこと
続いて、韓国料理を現地で学んで大変だったことをお話しします。
韓国でもソウルに住んでいれば、東京と同じく標準語を使う人が多いので聞き取りが楽ですが、私が住んでいた大邱(デグ)という地域は方言があるので、友人との会話はもちろんのこと、スーパー、市場などでの買い物にはかなり苦労しました。韓国語が、聞こえないし、伝わらない!と苦しい思いをしました。
しかしその分、一生懸命に勉強し、言語も、料理も習得していきました。
楽しかったこと
反対に楽しかったことは、今まで使った事がない調味料や、食材を使って料理するという事でした。
また、日本にいる時は韓国料理屋に行って食べていた料理を、自宅で作って食べられるということが一番うれしかったです。
韓国料理って、特に女性では好きな方が多いと思います。毎日いろんな韓国料理を家で食べられたら嬉しくないですか?
韓国料理を学びたい!韓国在住経験から本場の風習やコツなどについて
続いて、本場の風習・日本との違い、これから学ぼうとしている方へコツなどをまとめます!
日本と韓国のテーブルマナーの違い
日本と韓国のテーブルマナーの違いは大きいです。
日本では、箸を横に置き、一般的には木の箸と陶器の器を使用し、器は手に持って食べます。
韓国では、ステンレスのシルバーの箸とご飯茶碗を利用します。また、食器を持ち上げて食べるのはマナーに反するのです。
日本人だと、つい器を持ってしまいますが、これから韓国移住を考えている人、韓国へ遊びに行くときには意識してみてくださいね。
また、お年寄りの中には、スプーンでご飯を食べるようにと子供達に教える方も多くいらっしゃいます。
これから韓国在住や本格的に学びたいと考えている方へ
結婚以外の、留学、駐在などで来られるかたは自分の好きな料理から挑戦してみると楽しいと思います。例えば、わかめスープ、キムチチゲ、テンジャンチゲ、キムチチャーハ、トッポキ、チャプチェ、チヂミなど、どれも簡単で美味しいです。
しかし、結婚して来られる方達は、毎日のおかず作りと、スープ作りから覚えて行くといいと思います。というのも、韓国はスープがメインの料理が多いです(キムチチゲ、テンジャンチゲ、もやしスープ、わかめスープ、ユッケジャン、サムゲタンなど)。
また、韓国ドラマなどでも見た事があるかと思いますが、1回の食事に5品目以上のおかずがないと、うちは、おかずが少ないねという旦那さんもいますので、おかずはたくさん作れるようになっておくのが良いですね!
まとめ
韓国料理は、現地でも料理教室や本、ネットなどで学ぶことができます。ただ、韓国語は必須になってきますので、語学がまだの方はそこから勉強していくと良いですね。
韓国料理はニンニクをたくさん使う(しかも家でペーストにして保存する)、お箸や器・器を持つのはマナー違反といった、日本との違いもあり、最初は戸惑う方も多いと思います。日本で韓国料理を学ぶという方は問題ないですが、もし韓国在住を考えている方は、韓国人の友人を1人でも作ると教えてもらえますね。
また、韓国に住むという方は、食事のメインとなるスープ作り、たくさんのおかずを作ることを意識して学んでいくと良いと思います。
最初は大変でも、新たなことを学ぶことは楽しいですので、私もこれからも頑張ろうと思います!
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