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2019/01/04UP

インコの卵詰まりの話

西村先生

 

先日お話したインコの卵詰まりの話です。

手乗りで放鳥(自由に部屋内を遊ばせること)させている時

気づくとどこにも居ませんでした。

呼んでも返事もなく、2時間探してようやく壁とソファの隙間の床にわずかに見えるしっぽを見つけました。

 

鳥が死ぬ事を落鳥(らくちょう)と言うのですが、床に落ちていた時点で、もう無理だと思いました。落ちた鳥は死の間際にいるからです。

(水入れにもたれかかる程の重症でした)

 

冷たくなったインコにCS60をあてました。

体重30gのインコにゴシゴシできるはずもなく、眼球に施術するように浮かせつつ、芯を探るように腹側と背側から施術しました。

 

この時に卵があることに気づきました。

下腹部にうっ血がみられ、いきんだけれど出せなかった卵がある。

卵詰まりの症状だと気づき、かかりつけの獣医さんに診て頂きました。

 

卵を押し出してもらったのですが、残念ながら体内で割れてしまいました。

白身は出たけれど、卵の殻と黄身が体内に残ったまま。

 

6歳というインコにしては高齢のため、卵管も硬くなりカルシウム不足で卵の殻が柔らかくて押し出せなかったのです。

 

先生からは、

「卵の殻が卵管に癒着していると出てこない。今はいいけれど次に抱卵した時に、癒着した卵で出口がふさがれてしまい、その時は開腹手術しか手はない。

卵詰まりの影響で肝臓腎臓も負担がかかり傷んでいるはずだ。1カ月してでてこなければ覚悟してください。」

と言われました。

 

自宅に帰ってからも、CS60でインコの背側腹側から施術して、卵管が柔らかくなり卵がでることを思い描きながら優しく小さくスピンをかけました。

すると数時間後、よくわからないカタマリと黄身らしきものがでてきました。

卵の殻?ではなさそうですが「よくがんばった!」と

再度インコを捕まえてCS60を施術。

 

そして翌日

無事、卵の殻が出てきました。

 

先生も、「普通1週間くらいかかるんだけどなぁ。長い子で1カ月。でもまあ早く出て良かったね」と言ってくださいました。

 

おかげ様で今は元気に飛び回っています。

 

CS60 の恩恵を受けるのは人だけでなく。

動物や植物、みんなで共にわかちあって喜べる素晴らしい器具だと本当に感じました。

ありがとうございます。

 

CS60豊中crea  松岡真紀